風水にこだわり過ぎると墓は建たない？

この女性は、石屋のセールスマンだけでなく、親戚や友人やお寺のお坊さんなどにも相談し、いろいろな意見をもらった結果、混乱してしまったそうです。

こんな時は整理整頓が必要です

①何のためにお墓を建てるのか

②どんなお墓が良いお墓だと思うのか

まずここをバシッと決めて、心の柱としましょう

周りの意見をいったん忘れて、自分の心に問うてください

分からない場合は、下記を参考にしてください

お墓を建てる目的は多数ありますが、最も大切なのは

お墓は「徳を積む為」に建てるものという事です

お墓を建てた人には、大きな徳が生まれます

この徳は自分以外の人に分け与える事ができる便利な物です

この徳を使って「心願成就」「闘病平癒」「子孫繁栄」「子宝成就」「宝財開花」など、願いが叶うという仕組みになっています

徳は、分け与える事ができるから「徳分」と呼んでいます

徳は分けるほど増える特性があり、特に神仏や精霊に捧げると100倍や1000倍になるという説もあります

私は自分の家のお墓だけでなく、会社でお祀りしている神棚やお客様に徳分を毎日お捧げしていますが、捧げるほど増えていき、願いも叶っているので疑う余地はありません

その他の建墓の目的は

・故人の為の家

・生きた証

・家の根幹を持つ

などがあります

次にこれです

これは千差万別なのです

石屋のセールスマンに試しに聞いてみてください

「吸水率の低い石」や「硬くて変色しない石」を使った墓が良い墓

と答える人が多数だと思います

インターネット上で調べても同じです

お墓を建てたい人は、石の吸水率よりも大切な物があります

「そのお墓を建てて、家族が幸せになるか」

「そのお墓を建てて、故人が喜ぶのか」

と言う点です

売る側と、買う側の意識が、これほどズレている業界も珍しいのではないでしょうか？

意識や価値観のズレを合わせるのは至難の業ですから、割り切ってしまう事をおすすめします

特に、「風水にこだわり過ぎると、墓が建たない」などと言うセールスマンは単に面倒くさいのです

私は、数々の経験を経た結果「風水は、真剣に学び取り入れる価値がある」と断言できます

しかし、お客様が個人的に完璧な風水を目指すのは難しいでしょう

風水には、無視しても良い点や、妥協しても良い点があります

完璧じゃなくて良いのです

困ったら、悩まずにご相談下さい

きっと、悩んだままよりも、よく眠れます